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吉良貴之, 世代間正義と世代内正義の接続可能性

世代間正義と世代内正義の接続可能性

 2018-21年度(4年間) 科学研究費補助金・若手研究(科研費データベース

 研究代表者: 吉良 貴之(宇都宮共和大学専任講師、法哲学)

 このページには、本研究プロジェクトについての情報(成果物、イベントなど)を掲載していきます。
 本研究は、2014-16年度「高齢化社会における世代間正義の法的基盤構築」(基盤C)の課題を引き継ぎ、発展させるものです。

【実施状況】

 ▽ 2018.04.27 報告: 法理学研究会(同志社大学)「人生の意味について:将来志向的な自我のあり方とのその規範的含意」

【研究概要】

 研究代表者はこれまで法哲学の観点から、「世代間正義(inter-generational justice)」の研究を行ってきた。そこでは主に環境問題などとの関わりから、現在世代といまだ生まれざる将来世代の間の規範的関係に焦点を当て、従来の正義論がややもすれば共時的に閉じる傾向にあったのに対し、通時的に開かれた視点をとることの重要性を強調した。もっとも、世代問題は現在世代/将来世代といった大きな括りだけでなく、いま生きている世代(老齢世代/現役世代/若年世代など)との関係も見なければならない。いわば、きめの細かい世代内問題(具体的には公的年金問題など、福祉国家の存続可能性を問うもの;intra-generational justice)を考えるなかで、時間的スパンの長い問題へと規範的想像力を徐々に拡張する理路が重要である。本研究ではそうした問題の規模に応じた複合的な世代主体性を適切に位置付けることによって、intra-/inter- 間の橋渡しを行う。


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