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ドゥルシラ・コーネル『イーストウッドの男たち――マスキュリニティの表象分析』(御茶の水書房、2011年)


ドゥルシラ・コーネル『イーストウッドの男たち――マスキュリニティの表象分析』 吉良貴之・仲正昌樹〔監訳〕、志田陽子・星野立子・岡田桂柴田葵・森脇健介・綾部六郎〔訳〕
定価:3360円(本体3200円+税) ISBN:978-4-275-00928-9

Drucilla Cornell, Clint Eastwood and Issues of American Masculinity, 2009(amazon)の全訳です。

ポストモダン・フェミニズムとリベラルな政治哲学の生産的な結合を模索してきた
ドゥルシラ・コーネルが、クリント・イーストウッド監督の映画作品のほぼすべてについて
「マスキュリニティ=男性性」をテーマに、一貫したパースペクティヴのもとに分析しています。
近年ますます難解になりつつあるイーストウッド作品の明快な批評であるとともに、
いわばコーネル自身によるコーネル入門書として興味深い本です。

装丁はグラフィックデザイナーの谷田幸さんにお願いしました。

ご購入は最寄りの書店、もしくは以下のサイトからどうぞ。
 ・御茶の水書房amazon丸善|ジュンク堂紀伊国屋楽天
 ・書店の方などでお取り寄せくださる場合は、こちらの注文書(PDF)をご利用ください。

★ ドゥルシラ・コーネル『自由の道徳的イメージ』も同じ出版社から公刊されました(2015年5月)。

【新着情報】
・2013.02.28 中山信子先生が『ジェンダー研究』21号に詳細な書評を書いてくださいました。
・2012.03.31 立教大学ジェンダーフォーラム年報13号に、綾部さんの論考「マスキュリニティの束縛からの解放――ドゥルシラ・コーネルの議論を手がかりにして」が掲載されました。 → 全文PDF
・2012.03.31 立教大学『GEM』26号、同志社大学『One Purpose』170号に本書が紹介されました。
・2012.02.27 常磐大学『tokiwa』18号「教員著書案内」で本書が紹介されました。
・2012.02.03 イーストウッド最新作「J.エドガー」についての小文を書きました(吉良)。
・2011.12.01 立教大学ジェンダーフォーラムにて、綾部さんが本書に関わる発表を行いました。
・2011.07.17 情報文化研究会(國學院大学)にて、志田さんと吉良が本書に関わる発表を行いました。
・2011.07.15 フェミニズム系の新聞「ふぇみん」に書評が掲載されました。
・2011.06.12 共同通信系の各紙に吉澤夏子先生(立教大学)の書評が掲載されました。
・2011.05.27 Women's Action Networkに訳者紹介を書きました(吉良)。


翻訳分担: 一章・序文・結論:吉良貴之、二章:志田陽子、三章:星野立子
四章:岡田桂、五章:柴田葵、六章・イントロ:森脇健介、七章:綾部六郎

【目次】

序文・謝辞
イントロダクション シューティング・イーストウッド

第一章 決戦を描くこと: 日没後に残されたもの
『荒野のストレンジャー』『ペイルライダー』『許されざる者』

第二章 分身との舞踏: 内なる闇から手を伸ばすこと
『タイトロープ』『ザ・シークレット・サービス』『ブラッド・ワーク』『ダーティハリー4』

第三章 拘束する絆: 遺された母の愛
『マディソン郡の橋』

第四章 精神の傷痕: 変容的関係と道徳的修復
『パーフェクト・ワールド』『目撃』『ミリオンダラー・ベイビー』

第五章 『ミスティック・リバー』における復讐とマスキュリニティの寓話

第六章 軍隊と男らしさ: 打ち砕かれるイメージと戦争のトラウマ
『アウトロー』『ファイヤーフォックス』『ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場』
『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』

第七章 承認の影: 特権、尊厳、白人のマスキュリニティの傲慢さ
『ホワイトハンター ブラックハート』『トゥルー・クライム』『バード』

結論 ザ・ラストテイク
イーストウッド監督フィルモグラフィ

吉良貴之「マスキュリニティの死後の世界」
仲正昌樹・あとがき


【正誤表】

・p. iii, 7行目 [第三章] → [第章]
・p. 47, 8行目 …なぜこんな最期を」とマニーは言った。 → …なぜこんな最期を」とマニー言った。
・索引 p. 2 「イマヌュエル・カント」 → 「イマエル・カント」


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